Kazunoriの思考と日記

28歳男・IT企業事業企画/推進・一児のパパ・タイ人の妻・埼玉在住の人がまじで徒然なるままに書いているブログ

僕がNarutoという漫画を好きな理由

皆様 お疲れ様です。八幡です。

週の中頃ですが、皆様、大丈夫でしょうか。
僕は、今週はけっこうしんどくて、割と音を上げそうでした。きびちぃ。。

まぁ、しんどい瞬間って、やっぱりしんどいんですけど、後になってみると「あんときは楽しかったな」って思えたりしますよね。

同じ瞬間を「辛い」と感じるときもあれば、「良かったな」と感じるのって、よくよく考えると不思議ですよね。人生の2面性ですね。。。


・・・


この2面性はですね。僕が表題のNarutoという漫画から感じるテーマかつ、とっても私がこの漫画を魅力的に思う理由なのです。

みなさま、Narutoって漫画読んだことありますか?

めっちゃおもろいんだってばよ。ちなみに主人公がじゃんけんするとこんな感じになります。

 

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Narutoをなぜ好きかというと。これ以上になく人間の2面性というのを洗いざらいにしているところです。

その二面性とは、人間の光(ライトサイド)と闇(ダークサイド)です。そしてそれら2つは紙一重で、いつ交わり合ってもおかしくないし、いつ光が闇になってもおかしくないことがNarutoでは表現されています。スターウォーズのアナキンとちょっと近いかもなぁ。

Narutoの世界では、主人公のナルトはかなり人間としては珍しいです。とにかくめちゃめちゃ強いんですよ。意思が。しかも、「仲間が自分を助けてくれるから、オレも助けたいんだってばよ」みたいなすごいことを平気で言うんですよ。すごくないですか!?僕だったら「助けてくれてありがとうございます!!!大変うれしく存じます!!!」で終わるところを。。。

ナルトは、おそらく1万人に1人レベルの強い人間です。彼はこの物語では「光」です。僕はそんなナルトに憧れを持っております。

そんな「光」であるナルトと対をなすのがサスケです。ちなみにサスケがじゃんけんするとこんな感じです。

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パーなのかグーでいきたいのかかよくわかりません。

サスケはですねぇ。ナルトに比べたらめちゃめちゃ一般的な人間らしいです。僕らの社会人もどこにでもいる人間です。

9歳か10歳かそこらで両親や親戚を実の兄貴に皆殺しにされるって意味では大変希少なのですが、自分の境遇を誰よりも憐れみ、その負の感情を押し殺さず力を求め、力で相手をひれ伏させるサスケは、私たちの社会にも、どこかで見る姿かもしれません。彼は、愛情でなく、力でしか人との交わりを持てない人間です。(まぁ、ナルトとの交わりで、サスケも愛情を知るんですけどね)

そんなライトサイドのナルトとダークサイドのサスケ。この構造は、ナルトとともに忍者(忍び耐えるもの)として戦う仲間を含めたライトサイド軍団(スターウォーズで言うとジェダイですね)と、憎しみといった負の感情のまま強い力を持つダークサイド軍団(スターウォーズで言うとシスですね)という二項対立間での血みどろの戦争という形で昇華します。

普通の道徳感を持つならば、ナルトは正義だし、サスケは悪なんですよ。みんな「ナルト頑張れー!!!」ってなるんですよ。

そうなればいいのに、僕らはうちはサスケやうちはマダラの境遇に涙を流し、彼らの人生に一種のやるせなさを感じ、なんともいたたまれない気持ちになるのはなんでなんでしょう。。。

 


それはまさに僕ら自身が光と闇の二面性を持っているからだと思うんですよ。僕らが思う以上に、光と闇って並立しているし、僕らはそれを行ったり来たりしているのだと思います。

また、光は光の正義があり、闇は闇の正義があり、その構造は、キリスト教が「神」と呼ぶものを、ムスリムは「アッラー」と呼ぶ構造と近いんですよ。光も闇も同じ人間に属するし、それを別の解釈をしていて、それぞれの解釈を正義だと思いこんでいるだけなんですよ。

主に光の人は光であるべく環境で生まれ育ち、主に闇の人は闇であるべく環境で生まれ育ち、やはりその人が「光」を人生の解釈とするか、「闇」を人生の解釈にするかは、その人の生まれ育った境遇が作用するかと思います。生まれ育った環境が最悪なサスケのその粗暴ぶりに、ぼくらは同情しますし、「ま、仕方ないよね」ってなります。

でもですね、本当に珍しいのですけど、Narutoの世界だけでなく、僕たちが生きる世界にも、自分の境遇を理由にせず、人の裏切りや罵倒にも屈せず、自ら「光でありたい」っという感情を決して捨てず、ナルトのように凄まじくまばゆい光を放つ人間っているんですよねー。

なので、ナルトは決して夢物語の創作でなく、私たちにとってはある意味リアルな存在なのかも。リアルな存在だからこそ、その存在に憧れを抱くんでしょうね。。

そんな光への憧れと、闇への共感を存分に引き出してくれるNarutoという漫画が僕は大好きなんです。

Narutoを読んだことない人はちんぷんかんぷんかと思うのですが、ぜひとも読んでみたらいかがでしょうか??

また明日もお仕事頑張りましょー!!!