Kazunoriの思考と日記

28歳男・IT企業事業企画/推進・一児のパパ・タイ人の妻・埼玉在住の人がまじで徒然なるままに書いているブログ

メンタリストDaiGoから学ぶ、「忙しい」の正体

お疲れ様です。今日は、二本立てで行きます。

この週末は、久しぶりに自己啓発チックな本を読みました。
最近は、ファイナンス系の実務書ばっか読んでいたのですが、たまには息抜きしようかなぁと、以下の二冊を購入し、読みました。

www.kadokawa.co.jp

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http://amzn.asia/8aIifY6

 

特に期待したのは、下の時間術の本。

やりたいことが一杯あるのに、なかなか思うように全部進められない歯がゆい思いをずっとしているので、魔法のような時間管理術はないものかと、藁をも掴む気持ちで、Amazonでポチリました。そして、土曜日の朝に、メンタリストDaiGoのニコニコで教わった速読法で、DaiGo本を2冊読むことになりました。DaiGoの本何冊目だろ。。。

結論、上記2冊はほとんど同じような内容が書いてありました。8割は内容が被っていたのです。時間術の本なのに、内容をよく読むと、ほとんどがストレスに対応する方法だったのです。

「時間術の本なのになんでストレス管理なんだ!!!」

皆様そう思うでしょう。僕も全く同じことを思いました。しかし、ここに「忙しさ」の本質に関するヒントが隠れております。

「忙しい」とはどういうことか

まず前提として、メンタリストDaiGoは「現代人は忙しくない」と「忙しい」が口癖の僕らをぶった切っております。どういうことかと言うと、OECDが発表した「労働時間の推移」に関するデータを見ると、日本人は1970年代は、年に平均2200時間ほど働いていたにも関わらず、2016年の時点では、この数字が1713時間まで下がっていて、アメリカやロシア、2012年に経済破綻したギリシャよりも少ない水準とのことです。いまだ月に100時間ほど残業する会社も一部あるとは言え、大きく見れば世間的に言われるほど目立って、現代人の時間がなくなったわけではなさそうとのことです。

面白いことに、現代人の時間の感覚はかなり適当です。アメリカの研究で、多くのアメリカ人が「自分は週に60~64時間は働いている」と思い込んでいるものの、実際に計測された1週間の労働時間は、平均44.2時間だったとのこと。労働時間に関する感覚と実質に20時間もの誤差があったとのことです。なんでそんなにも、私たちは時間の感覚がおかしく、忙しくないのに「忙しい」と感じてしまうのでしょうか。

私たちが「忙しい」と感じるのは、忙しさを感じさせるようなストレスが原因である。
とメンタリストDaiGoはこの本で言っております。

もう少し詳しく見ていきましょう。実は、人間が「忙しい」と感じるか、もしくは「ゆとりをもてている」と感じられるかは、個々が仕事でも個人的でも、タスクに対してどの程度コントロールをできているかによって左右されています。

例えば、僕みたいに、「貯金をしないといけないのはわかっているけど、VRメガネ買っちゃう」とか、「ファイナンスについて一通り勉強した後は、企業法務に関して勉強したいし、その次は、、、」みたな、目標や欲望がぶつかり合っている状態は、まさに「時間不足」の感覚を生み出す原因となります。(DaiGoは、このような状態を「ゴールコンフリクト」と言っております。)「色々とやりたい!」という感情が「焦り」生み出し、時間間隔がおかしくなる要因となるとのことです。

他にも、ある作業をしていたら電話が来たり、上司から仕事を振られ、作業が中断されるということや、マルチタスクをしているときなど、時間が細切れとなってしまい、つねに時間とたくさんのタスクに追われているような状態も、「忙しい」の原因となります。(DaiGoはこのような状態を「時間汚染」と読んでいます)

このような、やるべきことが入り乱れていて、自分のタスクに対しコントロールが利かない、ストレスフルな状態が、「忙しい」の根本的原因なのです。逆に言うと、自分のタスクとストレスをコントロールできてさえいれば、「忙しい」と感じることはなくなるんだとか。

じゃあ、どう自分がタスクと時間に関してコントロールを持てるかと言うと、

  • ある特定のタスクをする時間、時期、頻度を事前に決めておき、決めたルールは必ず守る。タスクが終わらなくても、延長しない
  • タスクが多く、ストレスがかかり、焦っているときは、瞑想などで呼吸を整え、心拍数を下げ、焦りを打ち消す
  • 焦りに関して「いや、自分はワクワクしているだけだ」と声に出し、それを信じることでリフレーミングをする
  • 焦っていたり、不安を感じているときは、その心情を細かく書き出し、客観的に心の動きを捉えるようにする。そうすると、第三者の目で、どういうときに焦って、時間がない感覚に陥るのかを捉えることができる
  • 人に優しくすることで、「自己効力感」を高める
  • スモールゴールを設定し、少しずつ達成していき、それを記録に残すことで、モチベーションを高めていく
  • 自然の中でリラックスする

など、「いや、本当に気分を落ち着かせるだけじゃないか!!」っていうものばかりです。でも実際、自分が仕事をコントロールしているかできていないかは、気分によるものが大きいので、気分をコントロールするだけで余裕が生まれ、時間間隔が正されるんだとか。本当かなぁ。

でもよく考えると、「忙しい」というのは、「心」を「亡くす(なくす)」と書くので、もしかしたら、心情的なものが、忙しさの本質であることは間違いないのかもしれませんね。漢字の成り立ちというのは、おもしろいですね。

ということで、土曜日読んだ2冊は、「どうしたらストレスをマネジメントできるか」という観点でほとんど同じことが書いてあったので、読むとしたらどちらか一つだけでいいと思います。

どちらの本でも特に重要視していたのが
「自分の気持ち、思うことを、鮮明に紙に書き、自分自身を客観的に捉えること」
でした。

私は、提案書作成時や、あるタスクを洗い出すときも、とにかく「テキスト化」を推奨しております。第三者にも見える化することで、ヌケモレがあればアドバイスをいただけるし、最悪僕がいなくても、タスクが見えれば他の人ができるからです。

仕事以外でも、自分自身の「見える化というのも、今後はやってみる価値があるかもなぁと、この2冊を読んでみて思ったことです。

まずは、この日曜日前の憂鬱と、それは何を恐れているからなのかを書いてみようかな。。。

ではまた\(^o^)/