エッセイ:評価経済において僕らはどのようなスタンスをとるべきなのか(前編)
皆様
お世話になっております。八幡です。
週末はどのように過ごされたでしょうか。
天気が良く、絶好のアウトドア日和でしたよね。僕は四万温泉に行って、ゆっくりしてきました。一方、花粉症の方には辛い週末でしたよね。
かくいう僕も、昨年あたりからこの時期は目が痒く、くしゃみも止まらないので、今日中目黒のアトラスクリニックで薬をもらってきました。
これから毎年花粉症に悩まされるのか、、、と思うとお先真っ暗ですが、まぁ、製薬メーカーを通して日本の消費に少しでも貢献できているのかなぁって思うと、別に悪い気がしないわけでもない感じです。(ウソです)
さて、今日はMinto Pyramid Principleについて説明する記事を書こうと思ったのですが、ちょっと気が変わって(ブレブレですみません、、、)表題の評価経済について、僕が思うところを書いてみようかと思います。
キンコン西野、はあちゅう、イケハヤ、田端信太郎、ホリエモン、、、(敬称略)
このような面々を見て、皆様ピンとくるでしょうか。
そうです。彼らは「インフルエンサー」と呼ばれる方たちです
インフルエンサーの彼らは、それぞれが社会においてその提供するサービスだけでなく、その発言にまで大きな影響を持ちます。
彼らのSNSにおけるたった数行の発言が、なぜそれほどの大きなインパクトを持つのか、という問いの背景に存在するのは、我々が生きる経済が「評価経済」と言った枠組みに向かいつつあることを示唆しております。
では、「評価経済」とは何でしょうか。
簡単に言うと、「評価経済」とはその名のとおり、その人の「評価」が経済を回す指標となる経済を言います。経済を「人々が生きるために必要なモノを行き渡らせる仕組み」と仮に定義すると、モノやサービスの交換を実現するために、提供者の「評価」が大きな影響を与えるということになります。
簡単な例を示しましょう。皆様メルカリはご存知でしょうか。
おそらくこの記事を読んでいる人のほとんどはそのサービスのことを知っており、もしかしたらその半分近くの方が、メルカリを通じてモノの売買をしたことがあるかもしれませんね。
メルカリは、売買を通じて相手を5段階で評価することができます。とても汚い服なのに「新品に近い」モノとして出品した人は、それの購入者からきっと悪い評価を受けるでしょうね。悪い評価を受け取った人は、他のメルカリを利用している人からそれが明示されてしまうので、その人からモノを買う人は減ることとなるでしょう。
これが価値提供者の「評価」そのものが、経済を動かす仕組みの例示となります。
より言うならば、「評価」により明示される価値提供者の信用の積み重ねが、その人の信頼性を増し、提供するサービスや発言がより多くの人に享受される仕組みを評価経済と言います。
先程挙げた、キンコン西野、はあちゅう、イケハヤ、田端信太郎、ホリエモン のような方々は、それまで様々な形で人の信用(人気、もしくは批判とも言えるかもしれませんが)を築き上げた結果、今のような影響力があると言えると思います。
僕が好きな、株式会社メタップスの佐藤航陽さんは、『お金2.0』において、信用経済を、より広義な「価値主義」と呼んでおります。
価値主義を簡単に説明するならば、「①人の役に立つ有用性、②人の感情にポジティブな影響を与える性質、③社会全体をより良くする社会性 を「価値」と呼び、それを提供するできるモノや人を中心に経済が回るようになる」状態であり、それを資本を中心に経済が回る「資本主義」の次に来る社会的枠組みとして、本の中で説明されております。
ちょっと話が入り組んできました。。ところで、僕はなぜ今「信用経済」について書きたくなったのでしょうか。
本日Facebookのタイムラインを見ていると、僕の好きなビジネスパーソンの1人でもある経沢香保子さんのVoicyが流れてきました。
Voicyは、パーソナルラジオチャンネルを個人が持ち、インターネットと通じそれを人々に届けるプラットフォームです。
僕は経沢香保子さんのチャンネルが好きで良く聴くのですが、今日も聴いていて、なんだか僕もVoicyをやってみたくなりました。
「おかずが提供する人生を美味しくするおかず」っていうチャンネル名でやろうと決心し、チャンネルを作ろうと思ったら、なんとチャンネル開設のための審査があるとのこと。
審査の内容を見てみると、Twitterやインスタのフォロー数をメインに、僕がどれだけ周りの人に受け入れられ、信用があるのかということを問う内容でした。
Twitterのフォロワー数がたった12の僕は絶望しました。「これが絶望の元凶(おかず)か、、、」と打ちひしがれたのもつかの間、僕は単純に、「じゃあ人気も信用もない僕はどうすればいいの?」と思ったわけです。
Voicyだけでなく、やれVALUやら、Timebankやら、最近できた信用経済のプラットフォームはすべて、例に漏れず、Twitterやインスタのフォロー数、はたまたFacebookの友達数からその人の信用を推し量り、サービス利用の可否を審査されることになります。
そのような審査があると、僕のような人(流石に皆様Twitterのフォロワー数が12ということはないでしょうが)は恐らく大多数で、逆に審査を無事通過し、信用経済のプラットフォームにてその価値を提供できる人なんて、おそらく資本主義社会において、会社を設立した累積合計人数よりも、ずっと少ないわけです。(真偽不明)
資本主義において資本家と労働者の間の格差があるように、メタップス佐藤さんが言う「価値主義」の中でも明らかに、信用がある者とない者の格差があります。その格差の中で、僕のような信用がない者はどうするべきなのかが、このブログで考えたいこととなります。
、、、というところですが、今日もまた限界が来てしまったので、この考察は次回の記事に書こうかと思います。
僕のブログ読んでいる人にとって、全く有益な情報が届けられておりませんね、、、これも僕のTwitterのフォロワーがたったの12である所以なのかもしれませんね。
明日から皆様お仕事頑張りましょう。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
八幡