Kazunoriの思考と日記

28歳男・IT企業事業企画/推進・一児のパパ・タイ人の妻・埼玉在住の人がまじで徒然なるままに書いているブログ

たまには感情を解放することも、人間の関係性の上では大切なのではという話

嫁ネタです。

最近嫁ネタばかりで嫁にも皆様にも申し訳無いと思うのですが、僕も初めて結婚してまだ1年も経たないので、毎日学びの宝庫なのです。ご勘弁ください。m(_ _)m

今日、たぶん結婚してから100回目くらいなのですが、喧嘩しました。
喧嘩の流れは以下です。

 

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1.洗面所の電気が切れる

2.僕がAmazonで買おうとするも、なかなか良いものが見つからない。
 (種類はいくらでもあるのだが、嫁が許すレベルの安いものがなかった)

3.嫁が「じゃあ私自分で安いの探して買うね」と宣言する

4.嫁が「いつも行くマツキヨで見つからなかったからビックカメラで買ってきて欲しい」と、新宿でTOEICを受検してた僕に依頼

5.僕、「やっぱ今の時代は白熱じゃなくてLEDだよな~」と白熱に比べだいぶ価格が高いが、5年保証をしてくれるので、長期的なコストの観点でパフォーマンスがBetter(と思われる)Panasonicの60型の電球を買う。ちなみに買うのに5分くらい店員さんにヒアリングして検討した

6.僕、帰宅。嫁に電球を無事買ったことを報告する。

7.嫁、「いくらだった?」とヒアリング

8.僕、何も考えず「1000円くらい!」と誇らしげに報告

9.嫁、大爆発

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この流れの何が起爆ポイントかお分かりでしょうか??

それは、嫁が「安い」ことを第一優先にしていることを僕がしっかり捉えきれず、自分の価値観で長期的なコスパが良い(と思われる)買い物をしたことです。

正直、僕のチョイスは結果的には金銭的なメリットを生むはず(と八幡は思っている)でなのですが、嫁の価値観からすると、とにかく「今安い」ということが重要で、かつ、それを僕が蔑ろにしてしまったことがどうしても許せなかったらしく、もう一瞬で完全沸騰して、怒りを露わにし、口を聞いてくれなくなりました。

以前ブログに書いたのですが、『妻のトリセツ』を読んだ僕は、この嫁の判断に対して怒り返すべきではないと、嫁がここまでコストに対して敏感なのは、結局は家族を守るためだからと自分に言い聞かせて、僕のなかで沸々と生じた理不尽と感じる故の怒りをしまい込もうとしておりました。

しかし、僕もそこまでできた人間でないので、あからさまに怒りながら、しかしそれを抑え込もうと、とりあえず「バーベルに怒りをぶちまけるか」と着替え、区が運営しているジムに逃げ込みました。

そこで、いつもよりハードめに無酸素運動をこなしました。その時聴いていた音楽はもちろんこれです。

www.youtube.com


「急に不機嫌になることがあります♪」

って本当だなぁああああおい!!!!!って怒りのバーベルスクワットをしていたら、なんだか気分が爽快になってきて、「まぁ、嫁は家族の事考えて、少しでもお金を遣わないようにしてくれているだけで、ありがたいことだ。帰ったら謝ろう」っと謝る気満々で帰路につきました。少なくとも、嫁はめちゃくちゃ貯金が得意で、個人の貯金もかなりある一方、僕はいつもキャッシュフローが火の車なので、貯金に関しては嫁の言うことの方が正しいと、僕も納得した気分になったのです。

しかし帰宅した際に、嫁の方から「ごめん」と謝ってきました。それに対して僕も「こちらこそごめん」と謝り返しました。

・・・

嫁も嫁なりに、感情的になりすぎたことを悪いと思ったみたいでした。僕も僕なりの考えがあっただろうと。頼んだのはこちらなのにごめんと。

まぁ、結果的にはこのように仲直りできたわけですが、今回ここまですんなり言ったのはなんでなんだ?と考えてみました。僕なりには以下がポイントだと考えております。

  • 僕が怒りの感情を露わにした。
  • 喧嘩の後、お互い内省する時間を持てた


僕的には、感情を出さないようにした方が良いのかな?と思っていたのですが、今回は別だったようです。また、その後お互いが振り返って自分の行動と相手の気持ちを慮る時間を持てたので、より相手の感情に寄り添えたのが良かったのかもしれません。

もちろん、いつも感情的になっていたら即夫婦なんて崩壊してしまうのですが、たまには感情的になるからこそ、自分の行動を振り返り、お互いがお互いのことを理解し合う機会となるのかと思います。

そして、それはたぶん仕事における上司と部下、先輩と後輩の関係でも同じなのかもしれません。(僕は何回も上司に理不尽に感情をぶちまけて、相手を困惑させております。。ただ、少なくとも、それで関係は壊れず、むしろより強い結びつきになっているような気がします。)

僕が尊敬している人たちは皆、相手の気持ち、自分の気持ちに敏感になり、感情をコントロールしながら気持ちの良いコミュニケーションをする人ばかりです。いわゆる、「大人」な人が多いです。

しかし、たまには敢えて感情的に気持ちを表現する必要もあるのかもしれませんね。

少なくとも、僕は自分の感情に嘘を付くことはしないし、しなくてもどうにか楽しく生きていけてる現状を本当にありがたいものだな、と感じます。

 

おわり