Kazunoriの思考と日記

28歳男・IT企業事業企画/推進・一児のパパ・タイ人の妻・埼玉在住の人がまじで徒然なるままに書いているブログ

憂鬱でなければ仕事じゃない

お疲れ様です。

日曜日の午後です。社会人の方は、この時間帯から明日から始まる仕事のことを考え始めるのではないでしょうか。

僕ももちろんそうです。正直、仕事のことを全く忘れられる土曜日に比べ、日曜日はちょっと憂鬱...です。

前から、仕事に対して憂鬱な気持ちを抱いていて、「月曜日嫌だな~」なんて思っている社会人は、かっこ悪いと思っておりました。なんか、社会に揉まれているような気がして。働くことに対して受動的な感じがするので。

しかし、社会人になって3年目となりましたが、月曜日が憂鬱なことには変わりありません。そんな自分が嫌で嫌で、日曜日の夜に次の日の仕事のことを心配し、なかなか寝れない自分自身がしょうもなすぎて、どうにかこの状態への処方箋はないかと、Amazonで本をあら捜ししていたところ、見つけたのがこの本でした。

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「憂鬱でなければ、仕事じゃない」

僕は憂鬱にならないように本を探していたのですが、逆説的に憂鬱を肯定する本にめぐり合いました。幻冬舎の見城さんも、サイバーエージェント藤田さんも特に好きな経営者というわけではなかったのですが、これもめぐり合わせかなぁと思いポチッと1円で売り出されている中古本を購入しました。


「憂鬱でなければ、仕事じゃない」

この本で、上記テーマの意味合いは、仕事は憂鬱で、人がやりたがらない嫌なものであればあるほど、それを遂行することで人と差がつくものだと。

憂鬱こそが黄金を生むものであり、苦難と情熱は常にワンセットだと。苦しいからこそ人間は情熱を感じ、それを乗り越えて行けると。だから憂鬱から逃げてはだめだ。と。
そう説明されています。

これを読んで僕は、なんだか安心感を覚えました。「ああ、仕事が憂鬱なのはきっと皆変わらないんだな」と思いました。

逆に考えると、明日からを憂鬱に感じるような仕事をさせていただいているということは、ありがたいことかもしれませんね。

誰がやってもできる、簡単な仕事だったら、特に憂鬱になる必要もないし、ならないでしょう。しっかり集中して取り組まないとできない仕事だからこそ、本気を出さないと失敗してしまうからこそ、憂鬱になるのではないかと。

今、起業家であったり、会社務めする人で活躍している人は、きっとこの憂鬱の壁を乗り越え続け、成長することを止めなかった人でしょうね。僕が感じている憂鬱とはレベルが違うんだろうけど。

そう考えると、明日からもなんだか頑張れそうな気がします。

ちなみに、この本ではそれ以外にもたくさんの金言があったので、いくつか紹介したいと思います。

「小さなことにくよくよしろよ」

どんな些細なことでも、義理人情、恩を忘れてはならない。どんな些細な約束でも、必ず守ることで信頼を築き、将来ビジネス・チャンスになる可能性の芽を摘まないということです。

これは、よく分かります。特に僕の上司が、小さな約束を果たして、人の恩に報いる大切さを背中で教えてくれるような人なので、僕もその大切さを痛感するし、この考えかたができないときは、ビジネスマンを辞めるときだと思っています。

「かけた電話は先に切るな」

前提として、電話は最低不躾な行為であることを忘れてはいけないと見城さんは言っております。相手のタスクを中断させ、時間を横取りするような行為であるので、何も断りもなく、人の家にあがるのと同じくらい自分勝手な行為だと。その行為をしながら、要件が終わり自分から電話を切るなんてもっての他とのことだ。と。僕も、電話をするときは、電話でないといけない理由を明確にしつつ、自分から切ることはしないよう気をつけることにしました。

「スムーズに進んだ仕事は疑え」

先程の憂鬱の話と同じですが、仕事はスムーズにいかないものを頑張るからこそ価値が産まれるもので、努力しなくてもスムーズに進む仕事は、本当に意味がある仕事なのか疑わないといけないというとのことです。たしかに、何も考えないでできる仕事なら、自分がやる必要もないですしね。ロボットでもいいわけですよね。

 

「行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな」

これは、誰にでも覚えがあると思いますが、会話の締めで言うような上記セリフは、本当に行く気がないのであれば、決して言ってはならないということです。相手が本気にしたら、誘われないときに傷つくし、信頼もなくしてしまうからです。もし言ったのならば、それを本気で実行しないといけません。僕も、けっこう上記のようなセリフをホイホイ言ってしまうので、これを読んでかなり反省しました。


今日はこれくらいにしますが、上記以外にも、元気づけられる、考えさせられる金言がいっぱい出てきました。

憂鬱な月曜日から逃げず、逆にそれを乗り越えていき、一歩一歩ステップアップしていきたいと、心より思います。というより、そうできる自分でいます。

明日からも頑張りましょう\(^o^)/